こんにちは!
野口です。
今日は陸上をしてい高校生の女の子が来てくれました(*^-^*)
全国都道府県駅伝に出場経験もあるかなりの実力者です。
アキレス腱周囲炎での通院ですが、このアキレス腱まわりのケガ全般について思うことを書いてみます。
よく起こるアキレス腱のケガは大きく2種類で、【アキレス腱周囲炎】と【アキレス腱炎】に分けられます。
どちらも発生原因は似たり寄ったりですが、痛みの位置が固定しているものはアキレス腱周囲炎、痛みの位置が伸ばしたときに移動するものがアキレス腱炎です。アキレス腱自体が伸び縮みするのでアキレス腱炎だと痛みが移動します。
今回は痛みが固定しているアキレス腱周囲炎でした。
他にも、アキレス腱の内に痛みが出る後脛骨筋炎もあり、鑑別が大切です。
ケガの説明はこれくらいにしておいて、僕が問題だと思うのが【練習前後のケア方法を教えてもらっていない選手が多すぎる】ということです。
アキレス腱周辺の痛みはオーバーワークとケア不足が原因のことが多いです。
これはどのスポーツにも言えますが練習量はすごく多いのにケアにかける時間が少ないように感じます。
高校スポーツは体が出来上がっていない状態で多くの練習をこなします。スポーツは同じ動きの繰り返しが多いので負担が局所に集中します。その状態でケアをおろそかにすればケガにつながることは容易に想像がつきます。
ただ、生徒さんは専門知識が少ないのでケガの原因が分からないことが多いです。
なので、周りの大人が生徒の体を守らないといけません。
一つのケガでスポーツ人生が終わることはよくあります。
そして、その原因の多くを指導者さんが握っていることが多いです。
生徒さんの体を一番に思う指導者さんが増えることを願います。
分からない時は僕たちのような専門家に任せてほしいです(*^-^*)
体のことで悩みのある学生さんの来院お待ちしております!!
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